思い悩むこと
透析が始まる前までに、役所関係の届け出が一通り終わりました。
身体障碍者1級の申請に伴う医療費控除手続きを終了しました。しかし、身体障碍者年金の申請では申請の規定により受付を受理されませんでした。結局もらえませんでした。
さて、いよいよ透析が始まりましたが、脱血(採血)側の針と返血側の針を刺され機械が回され開始されました。
導入直後は血液流量は200mL/分でした。時間は穿刺から3時間20分でした。
慣れないことと、動くことができないことで腕と腰が痛くなりました。
透析中定期的に血圧を測定されるのですが、緊張もあり血圧は160を超えていました。
透析が終了すると、病棟看護師さんが車椅子で迎えに来てくれました。疲れ果てて、ゲッソリとした状態でベットに戻りました。
この疲労感はその後、転院しても変わりませんでした。
透析終了後はベットで横になっていますが、色々考えてしまいます。
仕事は透析を続けながらだと今まで通りは当然できません。結構肉体作業のあり、またPCでのデスクワークも多かったので、今後は半分以下の仕事量しかこなせないでしょう。また、出張しての仕事もできないでしょう。
厳しい食事制限の中でどのように栄養管理ができるかも不安です。
何か前向きになれないか?
透析は1日おきなので、血液検査は透析時の血液で検査しているので、改めて採血などはないので思考するだけ。たまに見舞いに来てくれる人がいるぐらい。
また、私が入った病室は6人部屋で皆さん、重病患者ばかりであまり話もする方もいませんでした。
暫く考えて、何とか今の状況を仕事にして収入を得ることができないがを考え始めました。勿論最初は漠然としたものでしたし、妄想みたいなものでした。
でも何が新しい目標でもないと、今の状況に飲み込まれそうで、結構恐怖心を抱いていました。
透析患者に必要な事は?
そんな中で透析患者にとってのストレスを考えまし
- 1日おきの透析の拘束時間(体重により3~6時間かかります。また2日間での体重増加が多いと時間が掛かります。)
- 水分摂取の制限(1日当たり、500~800ccしか飲むことができません。)
- 食事制限(なんでも食べることはできますが、摂取する栄養成分の量の制約を受けるので、食べる量が真なり制限されます。太っていると長生きできません。)
- 行動制限(遠出や旅行の制約:他の地域の透析病院で予約すれば透析をやってもらえます。手続きは通院している病院にお願いします。)
人により違いもあると思いますが、私が考えられたのはこのくらいでした、
この中漠然と考えて、私にできそうなことは食事に関する事ぐらいかなぁと。
毎日家族の料理は私が作ってましたし、PCスキルをつかえばより簡単に栄養成分管理ができるのではないかと考えました。勿論その後の大変さなどこの時は考えも及びませんでした。
出来るかどうかも分からない事でしたが、前に進んでるという気持ちが必要でした。
栄養管理って
透析を受けている患者で太っている人は、ほとんど見かけません。また、太っている人が透析患者になると普通はどんどん痩せていきます。
これは、入院中から1日の栄養接収を厳しく制限されるからです。また透析のたびに体重想定されるので、過去2日間どのように過ごしてきたか丸わかりです。体重が増えることは命にかかわります。
前回のブログで書きましたが、大変厳しい食事制限です。
私の場合は自分が食事の支度を行っていました。
それは自宅が職場だったことと、料理がすきだったからでした。しかし、私も当然ですが栄養成分の知識などありませんでしたから、どのように取り組んでいけばよいか、ずいぶんと悩みました・
料理をしない方が維持透析になった場合、一般的には、料理は配偶者か家族かのどなたかがするのではないでしょうか?その場合、料理を作る方は次のようなことを考慮しなければならないでしょう。
- 患者の料理と他の家族の料理を別々に作らなければならない。
- 患者の料理は栄養成分に基づいて作らなければならない。
- そのため栄養管理についての知識を学ばなければならない。
基本的に透析食は薄味で水分もあまり多い食材は使用しません。
塩分の多く使う料理は基本作りません。
薄味を補うために、病院の栄養指導では、酢やカレーパウダーなどであじの調整をしましょうと教えられました。でも栄養管理の知識は必要不可欠です。
栄養管理の必要性は、色々病院側からお話をされて理解はしてるんですけど、透析食は味気ないんです。
透析患者との向き合い
もう一つ考えておきたいのは、透析患者は、透析と食事や飲水に関する制限など、ストレスを抱えていますからわがままになりがちです。
私もそうでしたが、現状を受け入れるには「勇気」や「時間」が必要です。
病気になると誰でも不安になります。ましてや今後人生が終わるまで「透析」と付き合っていかなければならないというのはキツイデス。
結局どこかで気持ちに折り合いをつけなければならないのですが・・・
ですので周りで協力してくえっる人にとっても、だんだんきつくなることも有るかもしれません。